土曜日は夕方から中学の同窓会に出席するため帰省した。
会場はホテルのナントカの間を借りきって開催されました。結婚式会場だろコレ。立食パーティかと思ったよ!なんで幹事たちはスーツなんだよ!
卒業して余りにも時間がたち、しかも出席者が100人ということから緊張しまくり。一次会ではほとんど食事には手をつけず。
当時グレてたヤツらがトシを取ったら普通にチンピラになってたというベタな人生歩んでたんですが、Tシャツに半袖シャツ裾出しというカッコしてて、僕もそんな服装だったから周囲からカタギに思われてないかもと心配したりして。でも彼らとの決定的な違いは、金のネックレスをジャラつかせてるかどうか。東京じゃB-BOY系なノリだけど、地方では今でも立派なヤンキーアイテムとして顕在ですよ。おおー!と感動しました、ハイ。
仕事場で「あの人とあの人ってトシ同じ?学年が一緒なんだ、へえー」なんて会話ありますけど、それがこの場所では100人単位でマッチングできますからね。会場にいる人たちを無造作に抽出しても学年が一緒。どんなにテキトーに選んでも、つきあわせた人同士、誰もが同い年。いや中学の同窓会だから当たり前なんだけど、タメばかりの場所ってなんかヘン。圧倒的ボリュームというか物量作戦というか人数にモノ言わせてる感じで圧巻でしたよアレは。
ナゾの女性がいて。脱色してバサバサになった髪で、水商売っぽい服装してるんですよ。こういっちゃナンだけど、うらぶれてる。うらぶれてるけど、当然ながらタメですよ。「あの人は誰なんだ?」という疑問符がずっと頭の中でぐるぐる廻ってて。誰なんだ!Who is she? いや英語にしなくてもいいんだけど。酔っ払ってくると変にこだわりが出てきて、ますます気になる。耐え切れずに隣に座ってた人に耳打ち。「あれ誰?」彼は曖昧な表情で「あれは〇〇さんだよ」と答える。ああ、そうなんだ!なんか納得。にしてもうらぶれた彼女は誰と話すでもなく暇そう。じゃあ話し掛ければいいだろう!というコトなりますが、でも当時全然話をしたことがなく共通体験もないしこれからの人生も接点がないだろうし、ちょっと躊躇われますよ!
で、途中で帰ったと思ったくらいヒマそうにしてたんだけど何故か二次会にも彼女は出席してたんですよ。僕の隣に座ってた女性に「女の人は変わったよねー半分くらいは分からないもの。特にあそこの〇〇さんとかさー」と話を振ったら、「あれ〇〇さんじゃないでしょ?!」という返事です。そう言えば、〇〇さん20歳くらいの頃きれいになってたって噂をきいたなあ。というか「じゃあアレは誰なの?」って振り出しに逆戻りですよ。「きいてきなよ!」「やだー!」「男から聞きに行くより同性からのほうがフレンドリーな雰囲気があるもんね!『名前なんだっけ?エヘ♪』なんて言っとけばいいっしょ」「エヘ♪ってトシじゃないよ!」「お互いトシとったよなー」「急に感慨に耽らないでよ」「つか誰?」「誰も寄せ付けない雰囲気あるよ彼女」「なんでココに居るんだろ」酔っ払いの会話というか、いいトシなのにモジモジっぷり全開。同窓会ですっかり中学生気分ですよ。
ここまで引っ張ったけど結局、ナゾのままです。あのヒトは誰なんだ。でもミステリアスな部分があった方がなんだか面白いような気がする。次回があるかどうか分からないけど、また同窓会が開かれる時、謎のうらぶれた女性は出席するのか。なんだかワクワクしてきます。